2年生年度末に行われる総合進級試験の対策として、過去に行われた試験問題を解答し、それらに関わる領域を解説している。膜性骨化・軟骨内骨化を問う問題は頻繁にみるが、鎖骨を膜性骨化に正解させる問題は難しい。同様に軟骨はⅡ型コラーゲンであるという問題はよくあるが、Ⅱ型コラーゲンをアグリカンという問題も難解である。先生の専門にもよると思うので、授業で内容を掘り下げていたところは要注意である。細胞死でネクローシス・アポトーシスの違いを問う問題はよく出ます。ネクローシスは膨張性変化・アポトーシスは凝集性変化と憶えておいてください。